[CLIE0020] あらためて何故PEG-S500Cなのか考えよう 2000/09/06

発表から2ヶ月弱、発売日まで4日を残すところとなった。あらためてまさぞうがCLIEのカラー版にしたのか考えることにする。

・・・ここPDA競馬場は秋のG1レースで熱気につつまれております。各馬ゲートインをしているところであります。ゲートを飾るのはPower ZAURUS Pocket、PocketPC、PalmVx、PalmIIIc、Visor、TRGPro、そして新鋭のCLIE兄弟であります。

ぱかぱんぱかぱんぱっぱーん。「バーン!」 スタートしましたあ!

■まさぞうの考えるPDAの必須条件1
−起動がウルトラ速くなくてはいけない。

 PDAの基本は手帳である。思いついたこと目にしたことをすばやく書きとめる
 ことが重要。この時点でZAURUS君にはお引取り願おう。 Palm機の起動の速さは
 ピカ一である。スタートから1馬身以上のリードだ。やや遅れてPocketPC機がついて
 くる。ZAURUSは優秀なアプリをもつのに残念だ。

■まさぞうの考えるPDAの必須条件2
−PCとストレスなく連携できなくてはいけない。

 これの具体例はCLIE-MLでjunnjunさんが紹介している。

junjun>朝起きて、PCの一発ボタンでPiloweb起動、シャワーを浴びてる間に
junjun>Webを自動巡回、Doc形式に変換
junjun>着替えている間にHotsyncして、Doc文書をPalmに転送。
junjun>電車の中で、WebサイトをPalmで読む・・・という毎日。
junjun>快適快適(^.^)

 これよ!これこれ!この生活はPalm機なくしてありえない。
 バックストレートをぶっちぎりだ!

■まさぞうの考えるPDAの必須条件3
−持ち運べるコンテンツは多いほど良い

 PDAは手帳からコンテンツビューアーへとパラダイムシフトする。
 ベンダーもそう考えてるし、僕自身の欲求もそうなっている。
 いままでパソコンに蓄積してきた電子データをPDAのメモリに入れ込んで
 いつでもどこでも参照可能にする。それには拡張可能なメモリをもつ
 CLIE、VISOR、TRGProが最終コーナーを曲がった!

■まさぞうの考えるPDAの必須条件4
−時代はカラーだ!

 TVが白黒からカラーになった時代のことは覚えていないがi-modeなどの
 携帯電話が白黒からカラーになったことはつい最近のことだ。
 そこで改めてカラーコンテンツの表現力の高さを実感することになる。
 そしてなによりも店頭で見てあまりの再現性の高さに地上1000mほどぶっ飛んだ
 気持ちになった「GALAX」がカラーでできる。(笑)
 この環境が最小、最軽量で実現されているのはCLIE PEG-S500Cしかない!
 ここになってPalmIIIcが追い上げてきたが、その馬体重ゆえスタミナ切れ!
 同郷のPEG-S300もその脚が鈍ってきだ。

■まさぞうの考えるPDAの必須条件4
−計算されつくされた筐体デザイン

 銀座のSONY PLAZAでCLIEを触ってみてそのフィット感に感動。スリムな横幅と
 丸みを帯びた奥行きが、手のひらの中でなんのストレスも感じさせない。さす
 があの型破りだったPSのゲームコントローラを生み出したデザインのSONYだ。
 左手親指に位置付いたジョグダイヤルがメニュー選択、日本語変換、閲覧時の
 スクローリングに絶大なる操作性を提供する。
 いま10馬身の差をつけて PEG-S500Cがゴール!2着はPEG-S300。まさぞうの中
 では堂々の1、2フィニッシュだ。

■まさぞうの考えるPDAの必須条件5
−純国産ベンダーのサポート力

 ウィニングRUNをしているCLIE。その勇姿を暖かくスタンドでSONYのスタッフが
 見守っている。SDK提供、開発方法論の提供、専用サイトの設立と開発をしよう
 とする者にはこれ以上力強いバックアップ体勢はない。さらに音楽、映画、ゲー
 ムそしてSo-netなど豊富なコンテンツ作成実績を有するSONYが提供するCLIE
 PLAZA!も期待の星だ。このように エンターティメント企業のSONYだからこそ
 できる世界がそこにある。日本人に生まれてよかったと今思う。
 
 VAIOで実現したAVとコンピュータとの融合が今、手のひらに乗る。9月9日は
 物欲グッズに歴史的な1ページを刻むことになるだろう。

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