2000/01/02〜2000/01/07 バリ島旅行

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SCHEDULE

2000/1/2
成田発 JL-725
ジャカルタ経由
デンバサー着
ホテル:バリ・バンガロー@クタ
BALI BUNGALOW'S
JL. PANTAI KUTA BALI INDONESIA (P.O. BOX. 371 DENPASER)
0361-755109

2000/1/3
ウブド観光
金銀細工土産店〜寺院〜アートマーケット土産店〜ウブドマーケット土産店〜絵画店〜バードパーク〜DFS
ディナー:イタリアン?@クタ;レギャン通り

2000/1/4
ブノアにてマリンアクティビティ
バリ・マリン・レクリエーション@ブノア
シュノーケリング、水上スキー、バナナボート
ディナー:中華料理@プラザ・バリ
バリ舞踏見学

2000/1/5
アコン川にてラフティング
ギャレリアにて買い物@ヌサ・ドゥア
ディナー:イタリアン@グランド・ハイヤット・ホテル

2000/1/6
クタ・ビーチにて海水浴
ホテルプールでだらだら
デンバサー発 JL-726
ジャカルタ経由

2000/1/7
成田着


TOPICS

暑さ
1月は雨季らしく、若干じめっとしている。太陽が出ているときは溶けるぐらい暑いが、日陰や日が沈むころには非常に過ごしやすい気温になる。世界中からゴロゴロするために人が集まるのも納得できる。最終日にスコールがあった以外は晴れだったため、日焼けで体のあちこちがひりひりする。

ガイド
クラッセの現地ガイドとして、バリ人のステジャさんが空港に来ていた。このステジャさん、「それから」「今度は」などの接続詞の日本語発音はすばらしいのだが、「食事」が「しゅくじ」というように妙な訛りがあり、それ以外はさっぱり聞き取れない。かといって英語でコミニュケートする訳でもなく、なかなか苦戦をしいられた。

ホテル
滞在したホテルはバリ・バンガロー。地球の歩き方によると中級ホテルらしい。40部屋程度の小さなホテルで、中庭とプールを囲むように客室がある。部屋は冷房があるがいまいち効きが悪い。ベットが壊れていたり、バスタブがひび割れていたりと状態はよくない。アメニティも石鹸しかない。まあ安いホテルだけある。サーファー風の若い日本人が多く泊まっていた。朝食はコンチネンタル、アメリカン、インドネシアンの3つから選択でき、味はそれなり。ジュースが選べるのだが、バナナジュースがまさぞうのお気に入り。日が経つにつれて、ベーコンがなくなったり、フルーツがなくなったりとメニューに書いてある料理がでなくなるのは愛嬌か?
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ウブドツアー
 ウブドは工芸と寺院の村だ。ここを探索するのに安直にオプショナルツアーに参加。金銀細工、工芸品、絵画、寺院、マーケットとウブドのオーバービューをみるには最適だが、毎回土産品の押し売り的活動があることには閉口する。寺院のデザインは幾何学的で見ていて面白かった。寺院だけいくつか回るといった方がいいのかもしれない。最後に立ち寄ったバードパークはお勧め。各国の珍しい鳥が一堂に会しているといった雰囲気。フラミンゴの大群をみたときには、おもわずナメガワアイランドかと思った。
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クタの町
 宿泊したクタは、サーフィンが盛んで沈む夕日がきれいなクタビーチ沿いにある。一番の繁華街は通称クタ・コーナーと呼ばれる地域。ブティックやレストランが密集している。観光地として開発してからそれなりの時間が経っているのでよくも悪くも雑然としたところだ。
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クタビーチの物売りと観光収入
 クタビーチを歩いていると「みちゅあみ」などといいながら物売りが近づいてくる。無視してもついてくるし、それなりにうざったいので「ディダ、マウ!」(欲しくない)といって追い返す。規制ができてこれでも昔よりはかなり減ったらしい。
 この地域では主な収入は観光だ。ツアーガイド、タクシーの運転手、そこらへんを歩いている人、誰もが個人を売り込もうと必死だ。今度またバリにきたらここに電話してくれればガイドする、などと自宅の電話を教えるものもいる。大卒の初任給が50万Rp(52000円)ということだから、ピンハネされずに直接入ってくるガイド料は魅力的なのであろう。

サークルK
 バリに点在するコンビニ。日本でも地方にいくとみかける。パソコンがレジとなっているのだが、毎回金額が多めにでる。TAXはないはずだが、何かだまされているのだろうか?

BINTAN BEER
 バリのナショナルビールは2つある。BINTAN BEERとBari Hiだ。コンビニで買えば350ml缶でRp.4500、64円ほどで激安。暑いので他の酒を飲む気にもならず、毎日このBINTANばかり飲んでいた。

ナシゴレンとミーゴレン
 バリ島のどこにいってもこの食べ物がある。ナシはごはん、ミーは麺。ゴレンは炒めるということでいってみればチャーハンと焼きそばである。バリというよりインドネシア料理なのだが、昼飯のほとんどはこれとなった。ツアーのいくつかには昼飯がついていたが、バイキングの中には常にこの2つが含まれていた。「すげえ、うめえ」というわけではないが、それなりにいける。
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BMR(バリ・マリン・レクリエーションズ)
 ブノアの先端のちょっと手前あたりにある、マリンアクティビティの拠点。ボートをいくつも所有しており、シュノーケリング、ダイビング、パラセーリング、バナナボート、水上スキー、ジェットスキーなどほとんどすべてのアクティビティが利用できる。平均価格はだいたい$20程度。中にはあっという間に終わってしまうバナナボートなどありちょっと高いかな?と思うものもある。ここではシュノーケリング、水上スキー、バナナボートをやった。

シュノーケリング
 ブノアの浜は遠浅の砂浜に藻が生えたようなところで、波もないが、魚もいない。つまり波と戯れる海水浴もシュノーケリングにも向かない。つまり船で沖にでる必要がある。日本からシュノーケリングセットを持っていったのだが無駄になってしまった。仕方がないのでBMRに申し込んで沖まで出かけた。
 水深3メートルぐらいの珊瑚礁があるあたりで停舶し、海に飛び込んだ。珊瑚礁はやや死にかけていて「あざやか」ということでもなかったが、小ぶりのカラフルな魚がそれなりに泳いでおり、30分ぐらい楽しんだ。ライフジャケットをつけていたが、背中は無防備で腰のあたりが日焼けしまくってしまった。

水上スキー
 初めて水上スキーにトライした。モーターボートで湾の船がいないあたりにいく。このあたりは水深も浅く、余裕で立てるほどだ。海に飛び込んで、スキーを履く。ゴム靴を履くようか感じで、かかとの部分が可動してロックするようになっている。インストラクターが背中を支えた格好でテイクオフ。うーむ。立てない。2回ほど失敗し、徐々に腕を伸ばす、板の間隔を狭めるといったアドバイスを得てみごと3度目に成功。立ってしまえばこちとら冬のスキーで鍛えた足。水の微妙な凹凸などなんのその、転ぶことなく水上を滑走した。
 水の抵抗もさることながら、一番つらいのはロープを持っている手と腕。ずっと綱引きをしているような感じであっという間に筋肉痛になってしまった。筋力のない人は無理だな、こりゃ。10分ぐらい滑走してモーターボートは停止。筋肉痛の腕をふんばってボートにあがると、「モイチド ヤル?セン ルピーネ。ナイショナイショ」などとチップを要求しもう一度やらせてくれるという。1000Rpならごみみたいなもんなので、筋肉痛は気になったがもう一度やることにした。
 インストラクターが見本を見せ、スラロームやジャンプを披露した。これをやってみろという。初めての奴によくそんなこと勧めるなあ、と思いつつ、調子に乗ってトライ。もう立つのも楽勝。さて右にいってみるか。冬スキーと同じで外足の内エッジにプレッシャーをかける。おお、曲がる曲がる。波の切れ間を見つけてサッツを決める。が、10cmぐらいしかジャンプできない。色々やったがもう腕が限界。よっぽど転ぼうかと思ったが、直立で最後までがんばった。まあ一回はやってみてもいいが、やはり冬スキーには爽快感と自由さでかなわない。終わった後、約束通り1000Rpをあげたが、怪訝そうな顔をされた。やはり少なすぎたか。12円だもんな。
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ラフティング
 ラフティングはオーストラリアのケアンズについで2回目だ。ラフティングの魅力は激流を下るときのスリルと変化する川の表情を川の真ん中からみられることだ。今回はアユン川でおこなった。「ついたよ」というポーターの一言にはっとした。川などどこにも見えない。見えるのは谷に落ち込むジャングルだけだ。下ること10分弱。そこにはでっかい滝と滝の前にちらばった無数のボート。同乗する他の客はいない。ガイドとまさぞう、れいこの3人だけ。うーむ。広めの川で1ボート6人ぐらいで行なったケアンズのものとは何かが違う。こちらの方がよりミステリアスだ。コースは狭く、切り立った岩の深い渓谷の中にある。あちらこちらに滝があり、こうもりが飛びまくり、まさにジャングルそのものか、なじみのところでいえばディズニーランドのアトラクションのようだ。こうもりはちょっと臭うのであまり好きでないがあんなに大量にみたのは初めてだ。コースの激流もさまざまで最大2メートルほどのドロップダウンがあったりして楽しめた。2時間ほどのラフティング。最後にはまた10分ほどの渓谷登山がつらいが、かなりのお勧めだ。
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高級リゾートホテル
 まさぞうはきれいなもの、機能的に整然と整理されているものは大好きだ。逆にきたないもの、ごみごみしているものは好みではない。だから近代的建物の方がちょっとくたびれた伝統的建造物よりもいい。クタの雑踏を後者とすると、喧騒から隔離されたヌサ・ドゥアのリゾートホテル地帯はまさに前者だ。ディナーを食べにホテル地帯の1つであるグランドハイアットにいった。そこはトータリティのあるデザインのつくられた人工美と海の広がりがマッチしてまさにリゾートといえる場所だ。のんびりするならこんなところがいい。次回はこのあたりに泊まるぞ!
 とりあえずディナーだけでもということでイタリアンのレストランにはいる。すぐそばに波の音をききながら、ワインを傾けるのもいいもんだ。とそこへ、予期せぬお客さんが・・・ねずみである。他の客が彼をみて飛び上がっている。ああびっくり。
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ホテルのプール
 最終日にホテルのプールに入ったが、誰もおらずれいこと2人で貸しきり状態。デッキチェアに寝っころがって、読書と洒落込む。が、すぐに飽きる。持ってた本が「やさしい英会話」だったのがいけない(笑)。小説にでもすればよかった。しかし、我ながらぼーっとできない性格なのを再認識したようで、バリが好きになるのはもっと年とってからかなあ。

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